予備校に通うメリットと選び方

最終更新日 2023年12月20日

予備校に通うメリットとしては、進路に関する情報が豊富だったり、勉強に集中して取り組める環境が挙げられます。
また、分からないところが質問できたり、テストで理解度を客観的に把握できる点もメリットだといえます。
いわゆる塾と比べてより実践的ですし、入試対策において心強いサポートを受けられるのが魅力です。

 

周りが頑張っていることによる良い刺激が生まれる

入試に向けて効率良く、最短で勉強を進めることができますから、限られた時間の中で理解を深めることができるでしょう。
周りの生徒は同じく入試を目標としているので、一種のライバル関係ではありますが、みな自身の勉強に集中しますから、あまり関係性を意識する必要はないです。
むしろ、周りが頑張っていることによる良い刺激が生まれ、やる気になって勉強に集中できる効果が得られます。
勿論、本人のやる気次第で大きく左右されますが、しかし切磋琢磨して能力を伸ばせる環境があるのは確かです。
予備校は名前こそ予備ですが、実際には学校だけだと不足する情報やサポートが提供されるので、入試対策で通っている生徒は多いわけです。
当然ですが、手取り足取りは教えてもらえませんから、自主性を持って勉強に励むことが求められます。
本人が入試に対し本気で挑戦するつもりであること、そしてサポートを受けて活かす気持ちを持っていることが、予備校の通う上での条件です。

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より確実な成績アップに期待できる

大手や老舗の教室では、洗練された独自学習法を確立していたり提供が行われているので、より確実な成績アップに期待できます。
塾とは違い個別指導、進路指導の期待は薄いですが、しっかりと能力や経験を持つ講師の指導が受けられるのは間違いないです。
ただ、勉強した気になってしまうところはあるので、通うだけでなく学習意欲を持って勉強に向き合ったり、満足せずに次に向けて挑戦する姿勢が必要です。
基本的に進路指導は行われませんから、進路を相談する場所ではないですが、志望校の合格に向けたカリキュラムの設計や提供は受けられます。
つまり、最初に入学を希望する志望校を決めておき、それからどこに通うか候補をリストアップしたり、比較検討することが必要になります。
塾の場合だと、講師の質が一貫していなかったり、アルバイトとして雇われている可能性があります。
その為、入試対策で通うにはやや不安ですし、入試ではなく普段の学校での勉強を補う目的の方が向いています。

 

予備校を選ぶポイント

予備校を選ぶポイントは、移動に公共交通機関を使うことができて、駅と徒歩で通える距離にあることが重要です。
やはり何度も繰り返し通うことになるので、毎回移動に時間が掛かってしまうと負担が大きく大変です。
貴重な時間を消費することにもなりますから、なるべく近くて通いやすい場所が理想的です。
それと、通える時間が生活のリズムにあっているか、時間割に無理がないかなども要チェックポイントだといえるでしょう。
予備校に通う目的は入試対策ですから、そのサポートが受けられなければ意味がなく本末転倒です。
だからこそ志望校の入試に強い教室を選び、試験内容に詳しい講師に指導を受けることが大切です。
教室の比較検討や選定を行う際は、志望校合格の合格者数が公開されているか確認をおすすめします。
数字を出して合格者を伝えているということは、それだけ生徒の志望校合格サポートに自信がある証拠です。

 

口コミに目を通す時際の注意点

更に、具体的な学校名を挙げて合格者数を公表しているのであれば、生徒を合格させられる指導法、もしくは秘策を持っていることを意味します。
ただし、これらの情報はあくまでも自主的に公表するものなので、客観的な情報や評価についても目を通す必要があります。
口コミや評判の数は、その分生徒数が多くて情報量も多いことに繋がります。
口コミに目を通す時は、ポジティブな内容だけでなくネガティブな内容にも目を向け、両方から特定の予備校の全体像を明らかにすることが肝心です。
ポジティブな内容にばかり目を通すと、全体的に良い評判の教室だと錯覚したり思い込みがちになります。
これは逆も同様ですし、ネガティブな内容ばかりだと悪い印象を強く感じてしまうものです。

 

生徒の能力や実力に見合う指導内容か確認すること

それだけに、目を通したくない情報にも目を向けたり、バランス良く全体像を把握することが必要不可欠です。
評判は星の数や点数の傾向に加えて、より具体的な内容にフォーカスを当てて理解を深めることが大事です。
一方では、レベルのマッチングも軽視できないポイントで、生徒の能力や実力に見合う指導内容か確認することが欠かせないです。
レベルの低い教室は、指導内容が物足りなくて入試対策の自信に繋がりにくいのが難点です。
反対にレベルが高過ぎると、今度は追いつくのがやっとでついていくのが難しくなります。
丁度良いレベルの教室であれば、生徒の能力に適した指導が行われ勉強に取り組めるので、入試に向けたステップアップによる自信が身につきます。
過去の授業が映像でいつでも、何度でも繰り返し授業が受けられる教室は、遅れを取り戻したりいち早く先に進むのに役立ちます。

 

まとめ

近年は、遠方でもオンラインで受講できる教室もありますから、通うのが難しい場合はこのような教室も狙い目となります。