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保湿クリームは自分の肌質に合わせて効果的に使う

「オイリー肌に保湿クリームを使って良いか心配」
「保湿クリームの選び方を知りたい」
「乳液とクリームの役割の違いについて知りたい」

毎日のスキンケアでたっぷりと化粧水をつけて保湿するという人は多いけれど、保湿クリームは使わないという人は案外少なくありません。
保湿クリームというのは肌に含まれた水分などの潤いが蒸発しないようにすることを目的に作られています。
日本人は特に化粧水こそ肌の潤いを保つために欠かせないアイテムだという考え方をする人が多く、うるおいは化粧水さえつけておけば大丈夫だと思いがちですが、その大切な水分を肌にとどめておくためには保湿クリームの活用が実はとても効果的とされています。

肌の水分が蒸発しないようにするには

肌の水分が蒸発しないようにするには本来は肌から分泌される皮脂がその役割を担っているのですが、年齢を重ねてゆくとともに皮脂の分泌量は徐々に減少してゆきます。
若いころは洗顔後に何もつけなくてもしばらくすれば肌が自然に潤って乾燥肌とは無縁だとという人でも、年齢を重ねてゆくと徐々に肌の水分が失われやすくなってゆくのは誰もが感じる変化と言えます。
家に帰ってからクレンジングでメイクを落とし、せっけんで洗顔した後は肌の汚れが取り除かれていると同時に、肌の潤いも奪われてしまっている状態なので、通常のお手入れではまずは洗顔後に化粧水をつけてその後保湿のためのアイテムを使って肌からの水分の蒸発を防ぐことが大切になります。

乳液はクリームと比べると油分が少なめ

保湿クリームというのは肌の水分量を理想的な状態に保つために効果的なのですが、同じく保湿目的として使用するものに乳液があります。
乳液はクリームと比べてソフトなテクスチャーで、伸びもよく軽い使いごこちですが、クリームと乳液とでは含まれる油分に大きな違いがあります。
乳液はクリームと比べると油分が少なめですが、クリームは乳液よりも多くの油分を含んだものが一般的です。
肌は年齢とともに変化するのももちろんですが、その人の体質や季節の変化によっても乾燥の度合いなどが変わってくるものです。
そのため乾燥がそれほどひどく感じられないときには化粧水で水分を補った後に乳液をつけるだけでも肌が十分しっとりとしているのを感じられますが、体調や季節の変化で乾燥が気になるときには乳液を使ってお手入れをしてから最後に保湿クリームをつけるなど、使用する人が自分の肌の状態に合わせて使い方を変えるのがおすすめです。

過剰な皮脂分泌を防ぐ意味でもクリームは効果的

肌の乾燥を予防するためにはクリームが効果的なのですが、普段から皮脂の分泌が盛んなオイリー肌の人はクリームのようなやや重い使い心地のアイテムは必要ないのではないかと考えがちです。
オイリー肌というと一見すると肌の乾燥とは無縁なのではないかと思いがちですが、肌の乾燥が原因となって皮脂の分泌が過剰になってしまうことは決して珍しいものではありません。
もともと皮脂の分泌が多すぎるためさらに、クリームなどでお手入れをすれば顔全体がべたついて不快な使い心地を感じるからとクリーム自体を普段から使わないと言いう人もいますが、過剰な皮脂分泌を防ぐ意味でも肌の乾燥を防ぐためのクリームの活用は実は効果的なのだとされています。
それでもオイリー肌の人が乾燥が深刻な肌タイプの人と同じようなお手入れをするのは、やはり快適な使い心地とは言えません。
この肌タイプの人はたとえ軽めの使い心地のクリームを選んだとしてもべたつきを感じやすく、毎日使うものだからこそ不快感を感じずに済む使い方をすることはとても大切です。

クリームは通常はパール一粒分くらいが適量

製品やメーカーによっても多少異なりますが、多くの場合クリームは通常はパール一粒分くらいが適量となっています。
でも、もともと皮脂分泌の盛んなオイリー肌の場合には、メーカーが設定する使用料の適量を少なめにするのも一つの方法です。
また、顔のパーツの中でも皮脂分泌の多い部分と少ない部分とでは塗り方に工夫することも必要です。
例えばTゾーンや小鼻周りなどの皮脂分泌がもともと多い部分にクリームを厚塗りしてしまうと、かえって逆効果になってしまうことも考えられます。
一つの方法として顔全体にクリームを薄く伸ばすようにして付けてから、目の周りや口元などの乾燥しやすい箇所に、あとからクリームを追加するというつけ方が効果的です。
それでもいくらさっぱりタイプのクリームを選んだり薄く延ばしたりしてみても、どうしてもべたつきが気になるという場合には、メイクの時にファンデーションの余分なべたつきを取り除くときと同じようにティッシュでやさしく肌を抑えて余分な油分を取り除くというテクニックがおすすめです。
ただし、この時はあくまでも肌の上からティッシュをソフトに押さえるようにして油分を取り除くことがポイントで、べたつきが気になるからと言ってティッシュでこすってふき取るようなことは肌を傷つけることにつながるので注意が必要です。

まとめ

毎日のスキンケアで美肌効果を高めるためには、日々のスキンケアを丁寧に行うことはとても大切です。
年齢や自分の肌の状態に合わせた保湿クリームの使い方を理解して、理想の美肌を手に入れるように心がけましょう。

 

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